腎臓に良いもの悪いもの

腎臓のことを話す男2

腎臓は老廃物を身体から排出したり、血圧を調節する機能のある重要な役割を持った内臓の一つです。これが機能不全を起こすことによって、排せつ機能が低下し様々な問題が起きたり、内分泌系の機能低下によって血圧の上昇や貧血などがおこります。深刻な状態になると老廃物の排せつや水分調整ができなくなるため、人工透析や腎移植が必要な状態に陥ってしまいます。

 

このように腎臓は毎日の生活を陰で支える大切な機能を持った内臓の一つですが、その機能を支えるために良いと言われている食べ物にはいくつかのものがあります。例えばその代表的なものとしてはシジミがあげられます。シジミに含まれている『オルニチン』という成分は腎機能障害の改善に良いとされているほか、ミネラルや良質のたんぱく質がシジミには含まれています。

 

ただし、たんぱく質の取り過ぎには注意が必要です。たんぱく質は取り過ぎると身体の老廃物となってしまいますが、腎機能が低下している状態だとこの老廃物を排泄する機能が低下しているため、取り過ぎはむしろ悪化に繋がりかねません。

 

また大豆、黒豆などの豆類は解毒作用や利尿作用があるため、腎臓に良い食物だといわれています。また水分の摂取を多くすることで利尿が促され、腎臓に良い効果を与えることができますが、この時摂取する水は、ミネラルウォーターの中でも軟水のものを選ぶのが良いです。腎不全の患者さんは高マグネシウム血症になりやすいため、マグネシウムを比較的多く含む硬水のミネラルウォーターは避けることが無難だと言えます。

 

これまでの中で触れてきた部分と重複する点はありますが、腎臓の機能が良くない状態においては、次のような食事に注意を払う必要があります。例えばたんぱく質の多量の摂取は排せつ機能に負担をかけるため避ける方が良いです。同じような理由から塩分、カリウム、リン、マグネシウムを多く含むものも避けた方が腎臓の機能改善には良いと言えます。ただし制限が必要な場合は医師の診断の元食事療法の中で確認して取り組んでいくことが重要です。

 

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